今現在ウクライナ侵攻真っ只中で、投資家はNATOが参戦するのではとヒヤヒヤして米国三大指数はボラティリティが高まっています。
実際NATOが介入する可能性はあるのか。
そこについて言及していきたいと思います。
結論からいうと参戦する可能性はほとんどあり得ません。
その結論になった理由について詳しく解説していきます。
目次
NATOが参戦することはあり得ない
なぜウクライナ侵攻にNATOが参戦することがないとキッパリと言えるかというと、まだNATO加盟国への攻撃は行われていないからです。
もし、加盟国へ攻撃した場合はNATOvsロシアという構図が成立し得る事実ですが、今はまだウクライナのみなので、支援はしても参戦はしません。
現在、ウクライナのゼレンスキー大統領が領空封鎖に関する支援を求めていますが、それも100%実施されないでしょう。
なぜかというと、それはNATO軍がロシア空軍機を撃墜しないと領空封鎖できないからです。
もしやってしまえば、第3次世界大戦へと発展してしまいます。
そうなってしまえば核戦争になることはほぼ確定してしまうので、ロシアもNATOもそれは望んでいません。
それが原因でロシアが軍事侵攻したとしても、米国や西側諸国は黙って手をこまねいて見ていることしかできません。
NATOが参戦した時はロシアに勝ち目はない
ロシアが、もしウクライナを制圧できたとしても軍事侵攻はそこで終わりになります。
そこから広げようとすればNATO加盟国のポーランドが次の対象になるかバルト三国が対象になるからです。
どちらもNATOに加盟済みなので、NATO加盟国対ロシアでは核を持っていたとしても勝ち目はありません。
それもロシアは、分かっています。
じゃあどうするか。
ウクライナ侵攻の邪魔をさせずに、軍事侵攻を成功させれば中立地帯を勝ち取ることができ、プーチン大統領にとっても安心が手に入ります。
ウクライナを傀儡政権にして中立国とすることによって、攻められる脅威を少しでも減らすことを目標に軍事侵攻しています。
邪魔されなければいいので、ウクライナ上空の領空閉鎖やNATOの支援について脅しで対抗しているといった感じです。
ウクライナ侵攻はもっと加熱していきます。
状況を注視していきましょう。
今後のウクライナ侵攻についてのニュースは要チェック
今後のウクライナ侵攻についてのニュースは、確認するようにしましょう。
今攻撃範囲は、ポーランド直前のところまで来ようとしています。
弾薬などの支援物資を運び輸送車を攻撃するためです。
そこまでで止まっていればまだ大丈夫ではありますが、プーチン大統領が他国攻撃を決意した場合は西側から戦況が広がり、第3次世界大戦に発展するかもしれません。
ロシアはないと言われていたことを覆してきました。
NATO加盟国を攻撃するという可能性もゼロとは言えません。
今後のウクライナ侵攻のニュースは注視していきましょう。
私達日本人にも無関係なことではないことを自覚しておきましょう。