高配当株

下落局面で強い「米国高配当株」 上昇に転じた時はキャピタル・インカムの二重取り

米国株式投資をやっていると、どうしても「暴落」を警戒することになります。

いつか暴落を経験するのは避けられないわけですが、暴落時にどのようなスタイルで投資を継続するのか? は考えておくべきです。

今回は、下落局面で強い「高配当株」に関する情報をまとめます。

目次

下落局面は「配当金再投資」が超効果的!

株価が下落する局面においては、いかに「投資を辞めずに市場に残るか?」が重要になります。

その方法のひとつとして、下落相場でも配当金を減配しないような「優良な高配当銘柄」に投資をすることが挙げられます。

株価が下がった局面でも配当金が維持されていれば、その配当金を使って安くなった株を買い増しすることができます。

いずれ株価が回復すると見込んだ場合、株数が増えることから得られる配当金も増えますし、下落時から考えるとキャピタルゲインも狙えるのです。

下落局面で持っておきたい米国高配当株とは?

下落局面で持っておきたいのは「下落相場でも減配しない高配当株」となります。

今後起きる下落や暴落時に、確実に減配しない企業を知る手段はありませんが、過去の実績をもとにして考えることは可能です。

特に下落局面で持っておきたいのは、過去の暴落時にも減配をしなかったどころか、増配を続けてきた「配当王」と呼ばれる企業です。

・ベトナム戦争

・オイルショック

・ブラックマンデー

・ドットコムバブル崩壊

・リーマンショック

これらの暴落は、約30%〜50%になるほど強烈なものでした。

その暴落時にも増配を続け、今もなお増配し続けているのが「配当王」です。

・PG プロクター&ギャンブル

・MMM スリーエム

・KO コカコーラ

・JNJ ジョンソンアンドジョンソン

他にも配当王はありますが、この辺りの銘柄は経済不況でも需要が絶えない製品やサービスを扱っているので、保有しておきたい銘柄です。

上昇に転じたら「キャピタル・インカム」を両取り!

下落時にも配当金が増配されるとすると、安値で積極的な買い増しを行う資金も配当金から捻出できます。

そうすると、再度株価が上昇した際には「キャピタルゲイン」も狙えるため、「インカムとキャピタル」を両方得られるメリットがあります。

株価が高値圏にいる場合でも、高配当銘柄を買い増ししておくことで、将来訪れる下落時に備えることができると言えますね。

あなたも高配当株投資をやってみませんか?

ということで、いずれ訪れる下落相場で株式投資を続けるためにも、今のうちから米国高配当株を保有しておくことはひとつの戦略になります。

もちろん投資は様々な考え方や戦略があるので、高配当株投資が最適解というわけではありません。

しかし、今回お伝えしたように、下落時や暴落時でも戦い続けることができるひとつの考え方にはなりますので、ぜひ参考にしてみてください。

てか てん

投稿者の記事一覧

30代前半。某国内上場メーカー勤務の開発エンジニア。副業と投資の利益でアーリーリタイアを目指す。Webライター、オンライン講師、メルマガ運営などに取り組みながら、自身のビジネスで得た利益を投資に回す。米国株歴は1年ではありますが、毎月10万円以上の投資を実施。主にインデックス投資と高配当投資を主軸に、個別株やETFに投資をしています。保有資格はFP2級。

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