目次
おススメのアメリカ個別株
今回私が、ご紹介したいアメリカ個別株は、アッヴィ(ABBV)になります。
アッヴィとは米国老舗大手のバイオ医薬品企業です。
有名なところで言えば、パーキンソン病やC型肝炎などの治療薬を製造・研究を行い、米国のみならず、欧州やアジア、中南米など世界展開を行っており、現在では170ヶ国以上でアッヴィの手掛けている医薬品が使用されています。
今後はアフリカ大陸など発展途上国への進出も期待され、また、新薬開発に向けたM&Aを積極的に行うなど、積極的な姿勢も読み取れております。
連続配当年数49年の安定企業
タイトルの記載通り、連続配当年数が50年に迫る信頼性の高い企業であることもおススメ出来る大きなポイントです。
また配当金推移も増加傾向を維持できています。
長期投資を行う上で、ここは重要です。
何かしらの理由で、株価の低迷・急落に陥ってしまった際も、配当に問題ないのであれば、塩漬け戦略も取ることが可能です。
世界人口が今後も増加していく中で、様々な医薬・治験の技術は求められてきます。
このような点からも、今後も連続配当年数の継続を期待して、長期投資を行うことは良い判断であると思われます。
投資目線でのテクニカル分析
2021年12月現在のテクニカル分析ですが、一言で言えば非常の良い状態です。
2019年年初からコロナの影響で株価は90ドル付近から60ドル付近まで下落しましたが、そこからは上昇傾向が続いています。
26週・52週移動平均線も完全に上向きで、いわゆる長期移動平均線でのボリンジャーバンドを形成しています。
これは株価の動きが非常に強いことの証明です。
一つ大きなポイントが直近10年での最高値を抜きにかかっているというところです。
直近10年の最高値が2018年の120ドル付近になります。
ここからいったん下落傾向に入りましたが、直近ではこの上値をトライする形を形成しています。
断言することは当然出来ませんが、私の経験上、しばらく120ダル近辺で停滞、何度か上値を試してから何かしらの仕掛けの材料を持って、一気に最高値を更新といった流れになると思います。
今まさにその状態に入っていると思います。
仮に直近で上値トライ失敗になったとしても数年間塩漬けで保有しておけば、いずれ最高値更新を行うテクニカルの形になっています。
上記に述べたように企業としての魅力やテクニカル的にも非常に魅力的なアメリカ個別株の一つだと考えています。(ただしあくまで長期目線での話です。短期目線であれば買いのサインは出ていません。)