2021年も年末になりました。
例年12月の株価は強い傾向にありますが、今年は少しリスクイベントもある年です。
また、新型コロナ感染者数も再び増加に転じている地域があり、そちらにも気を配らないといけない局面ではあります。
そんな2021年年末は具体的にどのようなセクターをチェックしておけばいいのでしょうか?
年末注目のセクターと銘柄について触れていきます。
目次
欧州コロナ感染者数拡大をどう捉えるか?
年末に考えたいのはどのようなスパンで投資をするかどうかです。
11月あたりからヨーロッパの新型コロナ新規感染者が増大しており、過去最大の感染者数を記録する地域も出てきました。
そのような傾向があるので、一旦旅行・航空関連の株が売られています。
長期的に見れば、再び収束に向かっていき、航空系や旅行関連株は上がっていくと想定していますが、短期的な雲行きは怪しいです。
数ヶ月スパンか2022年トータルで見るか?
今から2022年の後半まで投資をするという考えであれば、現状の新型コロナ感染者数拡大は投資チャンスだと言えます。
10月ごろにかけて上がっていた株価が下がってくれたので、コロナ後を見据えた投資としてはいい買いタイミングです。
しかし、今後数ヶ月スパンで見ると先が読みにくいと言えます。
仮に年末に投資して、2022年の上半期までで一旦売るつもりなら、コロナ後に向けての投資はやや難しい局面です。
年末の下がった局面で注目したいセクター
短期的な動向が読みにくい以上、2022年全体を通して、値上がりが期待できる銘柄に投資していきたいところです。
そうなるとやはりコロナ後を見据えた航空系・旅行系に注目したいところ。
下落している株価をチャンスと捉えて、長期間保有する気持ちで買いを入れます。
短期的にはダメージを受けるかもしれませんが、2022年全体を通して見れば、上昇を取れるのではないかと推測しています。
注目銘柄はどれになるのか?
コロナ後の銘柄としては$ABNBはいい決算を出していました。今後の予想もよく私自身も投資している銘柄です。
ただ、一時的に株価は上がったため、入るタイミングには要警戒です。
12月のFOMCでは今後の利上げ予想が発表される予定なので、その予想次第では株価の変動が起こり得ます。
ただ、その変動をチャンスと捉えて、コロナ後の未来を取りにいくのが今の基本的な考え方です。
$DALなどの航空銘柄などにも同じようなことが言えます。決算や予想がいいコロナ後銘柄が感染拡大している状況では逆に有効です。