ETF

買い場の前に準備しておこう!大きく下落した「ARK ETF」や「TQQQ」を購入できる証券会社

近頃、金融引き締めの更なる加速がFRBで検討されており、株価の下落が続いております。

特にコロナショック後の相場で非常に好調だったキャシー・ウッド氏率いるARK社のETFや、NASDAQ100の3倍レバレッジETFであるTQQQは、直近の最高値から大きく下落しています。

これらの銘柄は元々リスクが大きく、現在のような状況では投資家から嫌厭されます。

逆を言えば、相場が底打ちすれば、嫌厭された分だけ買いやすい状況になっているのではないでしょうか。

一方で、ARK ETFやTQQQは米国株取扱のある代表的な国内ネット証券3社(楽天、SBI、マネックス)ではいずれも取り扱っていません

そこで本記事では、来たるべき買い場に備えて口座開設しておきたい、ARK ETFやTQQQを取り扱っている証券会社を紹介いたします。

目次

ARK ETF、TQQQの取扱のある証券会社

ARK ETFやTQQQを含む、米国株の取扱銘柄が豊富な証券会社について順番に説明します。

1. サクソバンク証券

画像元:https://www.home.saxo/ja-jp

サクソバンク証券はデンマークに本社を持つサクソバンク銀行の子会社です。

TQQQやARK ETFを現物で取引可能で、これらを取引したいなら真っ先に候補に挙がる証券会社です。

2020年にARK ETFが人気になった際には口座開設に相当な時間が必要だったようです。

以前は特定口座を開設できませんでしたが、2021年10月に開設できるようになりました。

しかし、TQQQやARK ETFは対応しておらず、今後の対応予定もありません。一般口座での取引となり、確定申告が必要ですので注意しましょう。

2. インヴァスト証券

画像元:https://www.invast.jp/

インヴァスト証券は国内に本拠を構える証券会社です。

インヴァスト証券ではCFD取引※にてTQQQの取扱いがあります。

ARK ETFについても2021年11月6日に取扱いを開始しました。

※CFD取引とはContract for Differenceの頭文字を取ったもので、「差金決済取引」のことです。

「差金決済取引」は差額だけのやり取りが発生する取引で、現物での受け渡しを行いません。

インヴァスト証券も一般口座しかないので、確定申告が必要になります。

(番外編)海外証券

海外の証券会社では多くの米国株を取り扱っています。

その中にはTQQQやARK ETFも含まれます。

代表的な証券会社にはFirstradeやIB証券があります。

これらの証券会社は取引手数料においてもメリットがあります。

しかし、確定申告の際に為替の計算や取引履歴の作成を自分で行う必要があります

とても大変なので、海外証券会社はオススメできません。

まとめ

本記事ではARK ETFやTQQQの扱いのある証券会社について紹介いたしました。まとめると以下の証券会社になります。

  • サクソバンク証券
  • インヴァスト証券

しまぞう

投稿者の記事一覧

2018年から米国株への投資を開始。興味を持ったきっかけは、米国株にはVISAやAmazonなど長期にわたって右肩上がりの銘柄が多数存在することを知ったため。始めた当初はVISAのように毎年自社株買いをする銘柄や、AT&Tのような高配当株に投資をしていたが、最近はVTIやQQQを長期保有し、レバレッジETFやグロース株を短中期で売買している。

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