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2021年11月にテーパリング発表
2021年11月のFOMCでテーパリングが発表されました。
市場はそのことを織り込んでいますので、過度に荒れることはないでしょう。
発表後に若干ギクシャクすることがあるかもしれませんが、米国株への見方は変わりません。
一時的に株価が下がっても右肩上がりを続けていくと見ています。
テーパリングがあっても米国株への見方は変わらない
テーパリングの影響は現状定かではありませんが、下落は一時的になる可能性が高く、今後の米国株への見方は堅調です。
すでに投資している方は少し保有株を減らすぐらいの対応はしてもいいかもしれませんが、過度な対応は必要ないと考えています。
積立投資をしている方は何も対応する必要はありません。
後ほど詳しく説明しますが、テーパリングなどの様々な出来事を乗り越えて、右肩上がりになっているS&P500の歴史があります。
その歴史を見れば、全降りするなどの過度な対策は禁物です。
長期的に米国株は上昇するとの見方が基本路線
2020年3月にコロナショックが起こり、大暴落が起こりました。
しかし、その下落を1年足らずで取り返し、米国株は上昇を続けています。
テーパリングよりもよっぽど大きい問題である世界的なパンデミックからも復活を遂げているんです。
過去にテーパリングが行われたこともありますが、それでも米国株は右肩上がりで上昇。
テーパリングを適度に恐れるのはいいですが、過度に恐れすぎて投資を辞めてしまうのは決していい選択肢とは思えません。
下落したところで恐れるのではなく、淡々と買うのが基本的なスタンスです。
下落した時ほどいい買い場になっていることが多く、過去のS&P500の推移を見ると、テーパリングを過度に恐れる必要はないと言えます。
2013年のテーパータントラムのチャートからわかること
2013年5月22日のバーナンキ発言以降、株価は下落傾向へ転換しました。
しかし、その影響は一時的なもので、数ヶ月後には回復しています。
これが2013年に起こった出来事です。
2013年のS&P500と2021年を比較すると、株価は2倍以上になっています。
テーパリングによって、一時的な影響は避けられないかもしれませんが、長期で投資する分には米国株への見方は変わりません。
警戒感は持ちつつも、大きくスタイルを変えることなく投資を続けていきます。