新型コロナの影響で職を失なったり、お店を閉めてしまう飲食店がある一方、株式投資に目を向ければコロナショックがなかったかのように株価上昇を続け、世界の経済格差は拡がりをみせています。
株価上昇と同時に証券口座数の伸びは右肩上がりで、昨今の投資に関する関心の高さがうかがえます。
ただし、投資に関する情報が増えるほど初心者は混乱し、自分の状況とかけ離れた投資方法を選択することがあります。
ここでは投資初心者がまずやるべき事を私の実体験を交えながらお伝えしていきます。
目次
投資初心者がまずやるべき事
投資初心者がまずやるべき事は、投資目的を明確にする事です。
自分の老後資金なのか子供の教育費なのか2年後の海外旅行資金なのか余剰資金によるギャンブル的なものなのか。
この目的をはっきりさせて、目標までの日数や自分の許容範囲を知る事が最も重要な事です。
私が投資を始めた理由
私の投資の主な目的は老後資金です。
30歳から投資を始めてもうすぐ7年になります。
私も投資を始める前に、自分のライフプランを見直し、目標を立て、リスク許容度を設定して積立投資をスタートさせました。
多少の株価の上下は気にせず、世界の成長に乗って老後を迎える30年後に資産が増えればいいなと始めた投資でした。
私が投資初心者の頃の失敗
株式市場は数年に一度、大きな暴落を経験しています。それも踏まえての投資をスタートさせた私ですが、小さな調整が来る度にチャートとにらめっこしている日々でした。
あれだけライフプランを見直し、投資の本を何冊も読み30年後の老後資金のために始めたはずなのに、目の前の小さな値動きに動揺し売買してしまったことも何度かあります。
今思うとそれも良い経験ですが、自分の資産が減るというのは、思っていた以上に耐えられるものではなく、その頃の私は自分のリスク許容度を見誤っていました。
それだけ目的に沿った資産運用は難しく、自分の将来を想像しながら投資計画を立てると良いでしょう。
投資目的を決めた後にする事
準備が整えば、次に証券口座の開設、入金、銘柄選定、購入の流れになります。
証券会社を選ぶ基準は、手数料金、取り扱い商品の数、サービスの内容を比較する事をお勧めします。
その中でも手数料金は分かりにくく表示している証券会社もあり、小額に思える口座維持手数料や売買手数料も、老後資金のための積立投資を数十年続けると大きな金額になってくるので、なるべく安く抑えると良いでしょう。
どこを目標に置くかで投資資金や選ぶ商品が変わってきます。
株式投資で失敗しないためにも投資目的を明確にし、自分に合ったリスクマネジメントを心がけ、自分の資産を増やしていきましょう。