米国株のリターンが非常に優れることから米国株投資の人気が出てきています。
しかし、日本株ではなく、米国株に投資すべき理由をしっかりと知っている人は少ないでしょう。
この記事では、日本株ではなく米国株に投資すべき理由を4つ紹介します。
目次
(1) 米国株は世界の株式市場の50%以上を占める
米国株は時価総額で見た世界の株式市場の約55%を占めています。
アメリカには、グローバルに経営する企業がたくさんあります。
有名なのはGoogleやFacebook、Appleなどです。
米国株に投資することは、世界を相手にする巨大企業に投資することに繋がるため大きな利益を得る可能性があります。
日本は世界の株式市場の約7%しか占めておらず、世界を相手に活躍できるのはトヨタ自動車ぐらいしかありません。
(2) アメリカは今後も人口増加が見込まれる
アメリカは、移民を積極的に受け入れる国です。
そのため、これから先も人口の増加が見込まれます。
自国の人口が増えるということは、多く物を消費することに繋がります。
生活をしていくには働かなくてはならないため、結果的にアメリカの経済はより発展していくことになります。
日本は、少子高齢化が進み現役世代の人口が減少しているため労働者も消費者も今後減少していく傾向にあります。
経済成長が見込まれないため、日本株に投資するよりも米国株に投資した方が得られる利益が大きくなる可能性があります。
(3) 世界一金融法制がしっかりとしている
アメリカは、世界一金融法制がしっかりしている国です。
金融法制により、米国株に投資する投資家は不正から保護されています。
アメリカでは、企業が資金の不正利用をしにくくする仕組みやインサイダー取引の不正を禁止する仕組みなどがしっかりと法律で定められています。
あらゆる角度から投資家の立場が尊重されています。
日本では東芝が不正会計問題を起こし、株価が下落したことが有名ですね。
また、SMBC日興証券の社員がインサイダー取引を行って逮捕された事件もあります。
(4) イノベーションが生まれやすい
アメリカの企業は、研究レベルが高く、頻繁に新しいビジネスを起こしています。
世界中の優秀な人材がアメリカに集まり、最先端技術を駆使してビジネスを行っています。
ノーベル賞の国別受賞者ランキングでも世界一はアメリカです。
日本は年功序列や非効率な働き方など時代から遅れており、イノベーションは起きづらくなっています。
以上の4つの理由から、大事なお金を投資して長期的に利益を得ていくなら、日本株よりも米国株に歩があるのではないでしょうか。