初心者はここから

米国株投資の情報収集で使えるおすすめ無料ツール・サイト

米国株投資をするにあたってどこから情報収集すればよいのかというのは最初の大きなハードルではないでしょうか。

この記事では無料でも使えて米国株の情報収集に役立つツール・サイトをご紹介していきます。

目次

DeepL

DeepL (https://www.deepl.com/ja/translator


DeepLは高精度な翻訳ツールです。
米国企業が出すプレスリリースや決算発表はもちろん英語です。

米国株投資をしているとそのほかにも英語のニュース触れる機会があります。

それらの情報は専門用語も多いため、ブラウザ搭載の翻訳機能ではうまく翻訳できない場合があります。そのような時にDeepLが役に立ちます。

実際に使用してみると驚くほど自然な表現に短時間で翻訳されます。


ブラウザ版でコピー&ペーストでも利用できますが、ソフトをインストールすれば翻訳したい文書を選択しCtrlキー+Cキー2回押しで翻訳を開始してくれるので便利です。


有料プランもありますが、無料プランでも1度に5,000文字まで翻訳してくれるので無料版だけでも十分使える翻訳ツールです。

Twitter

Twitter(https://twitter.com/home

Twitterも米国株の情報収集に役立ちます。
一番の特徴は速報性。雇用統計やCPI(消費者物価指数)などの重要経済指標、企業の決算発表などの一次情報はTwitterで取得すると便利です。


そのほかにも当日の相場全体をまとめや個別銘柄を分析した内容など発信されている方もいらっしゃいます。


一方で匿名性高いが故にその情報についての真偽についてはしっかりと見極める必要があり、勧誘を目的としたようなアカウントにも注意が必要です。

Yahoo Finance(米国版)

Yahoo Finance(米国版)(https://finance.yahoo.com/


Yahoo Financeは日本版もありますが、米国版のYahoo Financeでは日本版よりはるかに多くの情報を得ることができます。

注意点は米国版ですのですべて英語表記となる点です。

リアルタイムの株価が取得でき、各企業のページでは日本版では簡易な情報のみしかない損益計算書やバランスシートの情報が詳細に記載されています

そのほかにもアナリストによる売上高やEPS(1株あたり利益)のコンセンサス予想、目標株価なども個別株に投資するにあたっては非常に約に立つ情報です。
 

Trading View

Trading View(https://jp.tradingview.com/

Trading Viewは多機能チャートツールです。

無料で利用できますが、会員登録が必要となります。

リアルタイムで株価が反映され、米国株のみならず、指数・為替・指標なども表示させることが可能です。

インジケーターはRSIやボリンジャーバンドといった代表的なものをはじめ100種類以上が搭載されており、描画ツール、ウォッチリスト、アラートといった機能も充実しています。

有料のオプションで同時に表示できるインジケーターやチャート数を増やしたりすることもできますが、無料の機能だけでも十分すぎるほどでテクニカル分析を行うには欠かせないツールです。

finviz

finviz(https://finviz.com/)

finvizは銘柄のスクリーニングをするのに便利なサイトです。

トップページ上部のメニューバーにある「Screener」のタブからスクリーニング画面に移動することができます。

スクリーニング画面では様々な項目でのスクリーニングが可能です。

時価総額や配当利回りをはじめ、過去5年間のEPS成長率、営業利益率といったファンダメンタル、移動平均乖離率やチャートパターンといったテクニカル分野まで豊富に揃っています。

これらを自由に組み合わせてスクリーニングができるので、自分好みの銘柄を見つけるのに役に立ちます。

もうひとつfinvizでおすすめしたい機能にヒートマップがあります。

トップページ右側で緑や赤のタイルで表示されているのがヒートマップです。

https://finviz.com/map.ashx

ヒートマップでは、その日の米国株のパフォーマンスが一目でわかるように表示されています。

緑が上昇、赤が下落

時価総額が大きなものほどタイルが大きく、セクターごとに銘柄を固めて表示してあります。

これにより、個別銘柄だけでなくセクターの強弱など市場の動向が掴みやすくなります。

ヒートマップはメニューバーの「Maps」をクリックした移動先のページでマップにカーソルを合わせると詳細な情報が見ることができます。

また、条件を変更してヒートマップを作製することもできるのでいろいろ試してみるのも面白いです。

EARNINGS WHISPERS

EARNINGS WHISPERS(https://www.earningswhispers.com/)

個別銘柄に投資をする際に欠かせないのが決算のチェックです。

EARNINGS WHISPERSは米国株の決算日程を提供しているサイトです。

トップページ上部の「Calendar」をクリックすると日別で決算予定銘柄の一覧と売上やEPS予想を確認できます。

銘柄をクリックすると個別ページに移動し、決算の詳細情報や株価のトレンドなどの確認をすることができます。

保有銘柄やウォッチリストに入れている銘柄の決算通知機能を提供しているサービスはいくつかありますが、EARNINGS WHISPERSではその日決算が発表された銘柄の一覧と速報値も表示してくれます

マークしていなかった銘柄から好決算銘柄を発見したい時などこの一覧は便利です。

また、EARNINGS WHISPERSのTwitterアカウント(https://twitter.com/eWhispers)では、主要銘柄の決算発表予定をチャート付き画像で発信しているのでこちらもフォローしておくと便利です。

Seeking Alpha

Seeking Alpha(https://seekingalpha.com/)

Seeking Alphaも優れた金融情報を提供してくれるサイトです。

ブラウザとアプリのどちらからでも利用可能です。

ポートフォリオを作成して銘柄を登録しておけば、登録銘柄のニュースや決算速報をメールやアプリの通知で知らせてくれます

特に決算速報は売上とEPSがコンセンサス予想に対してどうだったのか、ガイダンス修正など要点に絞って記載されているので忙しくて時間がない人には便利です

株価はプレマーケットやアフターマーケットも動きもカバーしてくれています。

Seeking Alphaにも有料版コンテンツがありますが、無料版コンテンツだけでも十分価値のあるサービスが提供されています。

無料で効率的に情報収集をして米国株へ投資しよう

投資銘柄の選択や戦略を立てる際の情報収集は重要ですが、いかにコストと時間をかけず効率的に行えるかということも重視したいところです。

ここでご紹介したツールやサイトは、無料コンテンツであっても優れた速報性や情報が一目でわかるようなビジュアライズの工夫がなされているなど充実したサービスの提供をしているものばかりです。

これらをぜひ活用して米国株への投資に役立ててみてください。

(執筆:nac(nakamuranac)

nac

投稿者の記事一覧

30代個人投資家。いくつかの職を転々とした後、外資系医療機器メーカーでの勤務を経て現在は個人事業主。米国株投資歴は3年。コアをインデックスETF、サテライトでオニール流成長株投資のコア・サテライト戦略を実践中。

関連記事

  1. 投資初心者オススメ 人生を楽しむ投資とは?
  2. 初心者が米国株に投資する時に知っておくべき3つの選び方
  3. 初心者オススメ米株証券アプリ<PayPay証券>のメリットとデメ…
  4. 米国株初心者はつみたてNISAでS&P500の積立から…
  5. 米国株は初心者向け 1株から少額で投資できる
  6. つみたてNISAで米国市場に投資できるおすすめ投資信託3選
  7. 楽天ポイントで米国株に投資 誤解しがちなポイント利用や積み立て時…
  8. 米国株のテンバガー 狙うは決算で毎回予想を上回る企業

「ETF」カテゴリー記事新着

「個別銘柄」カテゴリー記事新着

「高配当株」カテゴリー記事新着

「初心者」カテゴリー記事新着

「経済・相場」カテゴリー記事新着

PAGE TOP