株式投資の初心者によくある悩みとして「投資資金を十分に確保できない」というものがあります。
少額の資金でも投資ができれば、初心者でも投資にチャレンジすることができますよね。
そこで今回は「米国株であれば少額からでも投資できる」という内容で解説していきます。
目次
日本株は「100株単位」でしか購入できない
米国株の話に入る前に、私たちが住んでいる日本の株式投資について簡単にご紹介します。
実は日本株には「単元株」という株の単位が設定されていて、「1単元は100株」と定められています。
つまり、日本の株を購入する際には「100株からしか購入できない」ということになるわけです。
仮に1株2000円の株を購入するとなると、最低でも「20万円の資金」が必要になります。
少額の資金で投資をしようとしても、そもそも株を購入することができなくなってしまいます。
1株から購入できる米国株は少額から投資できる
これに対して米国株では、100株からといった決まりはなく、基本的に1株から購入することができます。
1株が日本円で2000円の価格になっている場合、2000円で投資を始めることができるわけですね。
多くの資金を準備することができなくても、投資にチャレンジすることが可能です。
ETFと呼ばれる大量の株を詰め合わせたパック商品のようなものがありますが、ETFも1株「数千円〜数万円程度」で購入することができます。
安価に購入しながらも、数多くの銘柄に分散投資できるのでとても魅力的です。
少額からでも早く投資を始めた方が複利の力を利用できる
それは「複利の力」を活用することができるからです。
複利の力とは、投資元本に1年で5%の利息が付くとした場合、翌年は「元本+5%の利息」に対してさらに5%の利息が付いていくため、運用を続ける中で雪だるま式に資産が増えていく力のことを言います。
簡単に言うと、投資で得た利益を再び投資に回すことで、最高効率で資産を増やすことができるということなのです。
この複利の力を最大限に活かすためには、可能な限り早く投資をスタートして、得られた利益を再投資することが必要になります。
投資資金が少額でも、早い段階で投資を始めることができれば、複利の力を活用することができるのです。
初心者でも米国株から少額投資!
投資初心者は、どんな銘柄を買えば良いのか迷いますし、それほど潤沢に投資に回せる資金を準備することはできないかもしれません。
だからこそ、少額でも投資できて、世界を牽引する強い力を持っている米国株がおすすめだと言えます。
投資に回せる余剰資金を少しでも準備できているのなら、有名な米国株や広く分散の効いた米国ETFなどから投資をスタートしてみると良いでしょう。