個別銘柄

注目の米国株紹介(1) ベライゾン・コミュニケーションズ

目次

おススメのアメリカ個別株

今回のアメリのオススメ個別株は、ベライゾン・コミュニケーションズ(以下、ベライゾン)です。

一般的にはそんなには、馴染みのない企業かもしれませんが、簡単に説明をすると、携帯やインターネット事業を中心に行っている老舗大手通信会社です。

日本で言えば、ドコモやauといった会社をイメージして頂ければよいと思います。

ダウの中でも唯一、通信企業の中で採用されている企業になります。

そういった点も投資先としても高い評価を得ている証拠ではないでしょうか?

配当利回り4%・連続増配12年連続

画像元:https://www.verizon.com/

配当利回りは、約4%と比較的高い水準です。

本来株式投資とは、短期的な値幅を狙うものではないので、長期のインカムゲインを目的とする観点から配当利回りは十分に満足できる水準だと思います。

また10年以上の増配実績も魅力的です。

配当金は10年間で、約1.3倍にまで上昇しており、リーマンショックやコロナの際も増配を行っていることからも安定感・安心感があります。

ちなみにアメリカの通信会社と言えば、AT&Tの方が配当利回りなども良く、魅力的に感じるかもしれませんが、私はベライゾンの方が魅力的に感じています。

(*AT&Aは有利子負債が20兆円近くあり、また自社株買いを停止したことが市場から非常に厳しい評価をされています。)

長期的なテクニカル分析

2021年12月時点での株価は約50ドルであり、2021年1月の60ドルがここ10年の高値となるので、残念ながら株価は低迷気味です。

長期移動平均線も下向きで「買いのサインは出ていないのでは?」と判断される方も多いと思います。

しかし、10年間のスパンでの下値は45~50ドルでその近辺で下げ止まりを見せています。

10年間の株価のレンジがおおよそ40~60ドルです。

個人的な予想では、しばらく株価は下落、もしくは停滞に入っていくと思われます。

セリングクライマックスを待っての購入が投資としては一般的で教科書通りですが、そもそもセリングクライマックスのサインが出ないことは往々にしてあります。

株価の底値圏を見極めることは誰にも出来ません。

現時点で言えることとすれば、「株価はここ10年の底値圏に近づいている」ということです。

投資は「安値で購入し、ある程度インカムゲインを得て、高値で売却する」がセオリーです。

ベライゾンは「安値圏」であり、「インカムゲインも期待できる」銘柄なので、ここで目をつぶって購入して数年間上昇までの期間、保有しておくのは長期投資戦略としてはありだと考えます。

けん103

投稿者の記事一覧

40代前半。現在は営業マンで、主にエネルギー商材の販売を行なっています。米国株の投資歴は5年。メインは株価連動指数を売買。個別株だと、SP500銘柄のバリュー株を少し売買しています。米国株の今後の戦略や、政治と経済のからみなど多岐にわたる内容を取り上げていく予定です。

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