目次
積み立てNISAの次はETFを買おう
年間40万円の積み立てNISAを行い、まだ投資をできる資金力がある方は、ETFを買いましょう。
ETFとは、上場している投資信託です。
短期的には個別株のようなパフォーマンスを期待できませんが、長期的にみると資産を増やすことができます。
ETFのメリット4つ
1, 初心者でも貯金感覚でできる
2, 投資の知識が必要ない
3, リスクが少ない
4, 運用コストが安い
私は、繰り返し積み立てNISAの重要性を、歴史的な数字を用いて語ってきました。
積み立てNISAでSBI・S&P500を積み立てていくと、15年後に1000万円を超え、20年後に1708万円に達すると説明しました。
ここで、どのETFがいいのかと疑問がある方に、人気ETFであるVOO、VTI、QQQについて説明並びに比較をしていきます。
私は、今回、各ETFに占めるGAFAMの割合を比較して、わかりやすく説明しようと考えています。
なぜなら、ここ中期的にGAFAMの大型成長株は指数の中でも主力を務め、無視できないからです。
各ETFを紹介
VOO
S&P500指数に連動し、米国大型株の約500銘柄で構成されています。
Apple約6%、Microsoft約4%、Amazon約4%、Facebook約2%、 Tesla約2%、Alphabet約4%、Nvidia約2%となっています。ここで約22%を占めています。
VOOでは、GAFAMが約20%を占めています。
VTI
こちらは、バンガード・トータルストックマーケット・インデックスファンド・ETFと呼ばれ、全米の上場企業、約3800社、ほとんどすべての企業で構成されています。
Apple約5%、Microsoft約5%、Amazon約3%、Facebook約2%、 Tesla約1%、Alphabet(Google)約4%、Nvidia約1%となっています。
VTIでは、GAFAMが約19%を占めています。
VOOとの違いは、大型株に加えて中小小型株が入っていることです。
QQQ
NASDAQ100指数に連動し、約100銘柄で構成されています。
構成上位5銘柄は、Apple約11%、Microsoft約10%、Amazon約7%、Tesla約5%、Alphabet約7%となっており、ここで約40%を占めています。
その下のFacebook約4%、Nvidia約4%で約50%となっています。
QQQでは、GAFAMが約39%を占めています。
直近10年ではQQQが圧倒的なパフォーマンス
10年間でこの3つの銘柄がどれくらいのパフォーマンスを示したかというと、
VOO
2011年10月、約114ドル→2021年10月、約400ドル 株価のみでは約3,5倍
直近配当利回り1.3%
運用コスト0.03%
VTI
2011年10月、約63ドル→2021年10月、約226ドル 株価のみでは約3,6倍
直近配当利回り1.28%
運用コスト0.03%
QQQ
2011年10月、約57ドル→2021年10月、約370ドル 株価のみでは約6,5倍
直近配当利回り0.46%
運用コスト0.2%
Bloombergより
余裕資金でQQQを買おう
ここで伝えたいこと。
1,QQQのパフォーマンスがずば抜けている(米国経済はGAFAMが牽引している)
2,VTIとVOOはどちらでもいい
私は、ここから先もGAFAMが世界の成長を牽引すると考えています。
NISAでS&P500を積み立て、余分な資金でETFのQQQを買うべきです。