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身の回りに溢れるS&P500
米国を代表する指標にS&P500があります。
米国の代表的500社の時価総額加重平均から算出される指標(インデックス)ですが、この500社は日本社会にも浸透しています。
例えば、iPhoneのAppleやスマートフォンのGoogle、PCのMicrosoft、今や通販でAmazonを使わない人はいないでしょう。
また、SNSであればFacebookや、最近のニュースだと新型コロナワクチンを開発したPfizerなど、日本人であれば誰しもが知っている優良企業から構成されています。
そして、今尚、S&P500は成長し続けており、成長をしているということは株価が上昇し続けているということなのです。
ディズニーランドに行ったことのない日本人はいない
Walt DisneyもS&P500の採用銘柄ですが、この記事を読んでいる人の中で、果たしてディズニーランドに行ったことない人はどれほどいるでしょうか?
おそらく限りなくゼロに近い数字だろうし、行ったことがないとしても知らない人は皆無でしょう。
ディズニーランドは親が行けば、当然、子供も行きます。
そして、その子供が大人になると、子供を連れて行きます。
「永遠に完成することのない遊園地」は、「永遠に成長し続ける遊園地」なのです。
これはディズニーランドのチケットの価格を考えてみれば、一目瞭然です。
1983年東京ディズニーランド、オープン当時、1デーパスポートは3900円でした。
以来、値上がりは続き2001年には5500円、そして、2021年現在9400円となっています。
オープンから実に2倍以上の価格であるにも関わらず、ディズニーランドの集客力は絶大です。
この価格上昇はアトラクションが増えていることに主因ですが、もちろんディズニーランドの業績が右肩上がりなのは言うまでもありません。
増え続ける人口
人口減少が叫ばれている日本と違い、米国では今後も人口増が予想されています。
人口が増えれば、それだけディズニーランドに訪れる人も増え、価格上昇と合わせてWalt Disneyの業績は上がり、株価も上がり続けるのです。
このようにS&P500市場はまだまだ成長の余地があり、今後始まるEVやSDGs、宇宙ビジネスなど成長分野はまだまだ広がっています。
それほど米市場は強力であり、何より安定感の市場なのです。
株式は遠くの存在ではありません。身の回りにあり、誰もが知っている会社を調べてみれば、米国経済が今でも成長をしつづけているかが理解できるはずです。