世界一の投資家として名高い人物といえばウォーレンバフェットでしょう。
もしかすると株式投資を実際に自分でしたことがない人でもこの名前を聞いたことはあるという人は少なくないかもしれません。
現バークシャーハサウェイCEO兼会長のバフェットのポートフォリオ、これまでの実績を基に一般投資家として参考にするべきところを見ていきたいと思います。
目次
バフェット(バークシャーハサウェイ)のポートフォリオから学べる事
アップルが圧倒的に1位で約40〜45%を占めています。
次いでバンク・オブ・アメリカ、アメリカンエクスプレス、コカコーラなどが続きます。
バフェットは昔から自分のよくわからないビジネス、領域には投資をしてきませんでした。
配当利回りが高いがオールドエコノミーと呼ばれる企業に多く投資を続けており、比較的保守的、守りの姿勢を貫いているようにも見える構成となっています。
しかし、安定的にずっと勝ち続けてきたのはここに秘密があります。
大前提株を保有する時は10年以上は保有するのがバフェットの鉄則です。
そして、投資対象となる企業は、長くにわたってキャッシュフローを稼ぎ出すと思われる企業です。
毎年現預金を増やしているキャッシュリッチな企業や、配当をあげるよりも自社株買いを続けていくような企業を好んでいます。
バフェットの実績、生活から学ぶ事
11歳から株式投資を始め、巨額の富を築いてきました。
30代で100万ドルの資産を築き、70代前半で400億ドルに達しました。
今もなおアメリカの総資産ランキング4位に名を連ねています。
大事にしているのはコツコツ利益、売り上げを上げていける企業を厳選している事です。
基本的スタンスとして前述の通り長期的投資しかしませんので、ずっと企業がお金を生み出し続ける限り、複利も働いて自分の資産も雪だるま式に増えていく考えです。
しかし、生活は質素そのもので1950年代に購入した購入した家に60年以上住み続けています。
車も長く同じものを使い続け、しかも一般的なセダンの車を自ら運転しています。
毎朝自身が多く投資しているマクドナルドを食べ、毎日コカコーラを5本ほど飲みます。
単純に投資しているから応援をしたいというよりも、そもそも応援していて好きな企業だから投資を続けているのでしょう。
バフェットが大事にしてきたたった3つのこと
これまで簡単にバフェットの特徴や実績などについて記してきましたが、すぐに実践できる世界一の投資の神様バフェットの投資手法、考え方を3つだけまとめます。
1.投機ではなく基本的に10年以上の長期的投資をする
2.自分の知っているビジネス、応援していたり好きな企業に投資する
3.複利の力を活かして大きなキャピタルゲインを狙うよりコツコツ資産を増やしていく考えを持つ
これらを実践していけば大きな資産を数十年後には手にできる人は多いかもしれないので参考にしていきましょう。