最高値を更新し続ける米国株ですが、米国株が今なぜ注目されているのでしょうか。
米国の特徴と米国株の特徴を知れば、米国株投資の魅力がわかります。
目次
米国の2つの特徴
最高値を更新し続ける米国株にはさまざまな特徴があります。
まず米国は人口が増加傾向であることと、GDPが増加傾向であることです。
(1) 米国は人口が増加傾向
米国は2100年時点でも人口が増加傾向になると予測されているのです。
出生率は米国も日本同様に低下傾向ですが人口は増え続けます。
なぜなら毎年多くの移民が米国に集まってくるからです。
なので、自然と人口は増加していきます。
人口が増加すると一定の労働人口が保つことができますので経済が成長することになります。
(2) 米国はGDPが増加傾向
米国は今後も人口増加は続きますし、労働生産性も高い水準にあるので、自然とGDPが上がることが見込まれます。投資先としてはとても魅力的です。
米国株の3つの特徴
今後も成長が期待されている米国ですが、米国株にはどのような特徴があるのでしょうか。
(1) 1株から購入できる
最近日本株も1株から購入できるようになりつつありますが、最低100株からしか購入できません。
米国株は1株からでも購入できるのです。
日本では100株購入しないと株主になれませんが、アメリカでは1株で購入できるので数万円で株主になることが可能になります。
(2) ストップ高、ストップ安がない
投資をしている人はよくニュースなどで耳にしますが、日本には「ストップ高」、「ストップ安」があります。
これは短期間で急激な株価の変動を起こさないように証券取引所が値幅に制限範囲を決めているのです。
米国株では値幅制限はありませんので短期間で利益は大きく獲得することもできますし、反対にとんでもない損失を被ることもあります。
コロナショックみたいにすごい勢いで株価が下落した場合、取引所が一時的に全ての取引を強制的に停止することができます。それを「サーキットブレーカ制度」と言います。
(3) 成長企業は配当をなかなか出さない
米国株の特徴と言えば、配当金が高い企業が多いところや連続増配実績があるのが魅力です。
ただ、全ての企業は配当金が多いとは限りません。
アマゾンやグーグル、フェイスブックといった有名な企業はあまり配当を出していません。
それは資金繰りが悪いとか業績が悪いとかではなく、自分のビジネスを加速するために利益を成長分野に投資に回しているからです。
反対に高配当株は歴史が長くビジネスも成熟している企業が多い傾向があります。
米国株の恩恵にあずかろう
今回は最高値を更新し続ける米国株の特徴について解説してきました。
米国自体今後、人口増加やGDPの増加が期待されるため投資的にはとても魅力的です。
米国株も1株から購入できることやストップ高やストップ安がないことも米国株ならではです。
米国企業は配当を出す企業と出さない企業があり、高配当の企業は歴史が長く、ビジネスが成熟しているとこです。
アマゾンやグーグルなど今後も成長をし続ける企業は自分たちの成長分野に投資して大きくなろうとしています。これが米国株の成長する理由になるでしょう。(執筆:be-yan1202)