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投資初心者がまず買うべき米国ETF「VOO」 脅威のリターンと圧倒的低コストで大人気

ここ数年で米国株への投資環境は大きく変わりました。

日本の大手証券会社を利用してインターネットから気軽に米国市場に直接投資できるようになりました。

今回はその中でも米国株に投資をしたい初心者が、はじめに買うべき米国ETFであるバンガード社で取り扱っているS&P500指数に連動するVOOを取り上げたいと思います。

目次

米国バンガード社のETFであるVOO(バンガードS&P500 ETF)とは?

VOOはバンガード社の米国を代表する500社で構成されるS&P500指数に連動する米国市場に上場している投資信託(ETF)です。

米国の上場投資信託のVOOを買うことで、マイクロソフトやアップル、テスラなど米国を代表する企業に直接投資することができます。

VOOの信託報酬0.03%という圧倒的な低コスト

S&P500に投資する日本の投資信託もありますが、直接米国ETFに投資する大きなメリットはやはり圧倒的にコストが低いことでしょう。

VOOの信託報酬は0.03%であり、トータルリターンに対してほぼ影響がありません。

VOOの直近10年の年率平均リターンは驚異の14.8%!

VOOは直近10年の年率平均リターンが10%を超えており、株価は2011年9月の10年前に比べ4倍に上がっています。

日本市場が沈んでいたぶん、米国市場の好調さがより強調された形になっています。

本来、インデックスファンドよりも高いリターンが望まれるアクティブファンドであっても、8割以上は市場平均に連動するインデックスファンドに負けるという結果も出ており、あの有名な世界的投資家であるウォーレン・バフェットでさえ、妻に残す遺言の中でS&P500に投資するように言葉を残しているほどです。

VOOは買いか?  デメリットを上回るメリットあり

米国の上場投資信託であるETFを日本で購入する場合、インターネットから手軽に買えるメリットはありますが、デメリットもあります。

例えば、米国で源泉徴収された税金を還付するのに確定申告が必要であったり、購入する際に日本円を米ドルに換える必要もあり、余分に為替手数料がかかってしまう点です。

ただ、米国市場への投資はそれらデメリットを無視してでも余りあるメリットがあります。

米国市場に興味があり、どの株を買えばいいかわからない人は、まずはVOOを定期的に積み立てていくことをおすすめします。(執筆:moonkichi)

moonkichi

投稿者の記事一覧

40代前半の年子姉妹子持ちパパで本業はデスクワーク中心の会社員です。米国株投資は2017年からはじめ、PFの9割は米国株関連。主に高配当株の代表格であるPMやMOをはじめ、NISA枠でVOOやVYMなどの米国ETFをそれぞれ保有し、米国株による年間配当金は30万円(税込み)を突破。このサイトでは主に自身の経験に基づいた米国個別株やおすすめETFの記事を執筆していく予定です。

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