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ダウ最高値更新
米国株式市場、今年に入って、よくこんなタイトルの記事を目にした事が多いのではないでしょうか。
「ダウ最高値、初の終値◯万◯◯◯◯ドル台」
コロナ禍、もう1年以上続いていますが、このウイルスは人類に生命の危機をもたらしただけでなく、様々な変化(PEST=Politics, Economy, Society, Technology)をマクロのレベルで、引き起こしています。
働き方、給与所得にも変化が
一部の業界、業種では未曾有の危機を迎えていて、ヒトとモノの移動に制限が課せられて、生活のパターン、働き方、人生観を考え直す人も少なくはないでしょう。
給与所得と社会保障といったパッケージも、これからは副業、ギグワーク、そして個人投資による資産の運用がより必要とされ、デマンドもこれまでにない勢いで高まり、今年だけでもネット証券に新たに加入する方も指数関数的に増えています。
投資や資産運用に関するノウハウがない方は、諦めてしまいがちかもしれませが、今や、少しの時間と、少しの読書やYouTube閲覧で、容易に情報やノウハウを仕入れることができるのをご存知でしょうか。
株式投資への様々な興味
株式運用や投資、様々な観点から考えることができますが、共通して興味があるのは、「増やす、増える、貯まる」といった結果ではないでしょうか。
自身で投資して、運用をしている銘柄を1か月や数か月、半年ないしは1年というタームで、祈りながら、日々、終値や値動きを見つめている方々もいる反面、ここ数か月、ないしは1年間放置している個人投資家の方もいるのが現状です。
皆さんはどうでしょうか。どれくらいの期間で運用を考え、検討しているでしょうか。
個人的には是非、20代や30代の方々に、株式運用や投資信託を始めて、手掛けて頂きたいですね。
では、何に投資すればいいのか、まずは国別で考えてみたいと思います。
投資する判断基準を考えてみる
まずは、先進国別に考えてみます。大陸別といってもいいかもしれませんが。
米国、日本、豪州、中国(香港)、韓国、欧州。それぞれの直近1年の相場を是非チェック、検索してください。
経済、金融、これらは数値化出来、指標として、いろんな角度から数字の変化やグラフの変化を眺めるだけでも面白いです。
ある時期を定めて、どのように値動きをしているのか。
日々、平均株価や為替を眺めていると、どんな要因で、どんな動きがあるかを感じることができます。
そして、より広く世界の値動きを見ると、いかにニューヨークが世界の金融市場に影響を及ぼしているかが把握できます。
ニューヨーク証券取引所は日本時間では、サマータイムは22:30-翌日の5:00、23:30-6:00がサマータイム外の取引時間となります。
既に投資信託を運用している方は、日本時間の22時以降が愉しみに違いないでしょう。
日本の平均株価終値と前日のニューヨークでの終値が投資信託の銘柄に反映されるのが、日本時間の22時だからです。
そのまま、小一時間程テレビやSNSやYouTubeを眺めていると、いよいよ米国株式取引所が取引を開始します。
日本時間の21時過ぎから関連ニュースが続々とやってきます。
為替、日経225先物の最新の値動き、米政府からのニュースリリース、それに関連して、米国政府の財務長官の重要発言、FRB(The Federal Reservation Board)のバウエル議長の声明等、22時に近づくにつれて定例の指数の発表などもあります。
では一体、何から始めたらいいのでしょうか。次コラムで、より詳しく、銘柄や時価総額に注目していきましょう。(執筆:Nogami)
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